9月6日(木)未明、登別市内も大きな揺れに見舞われました。同時に停電となり、情報がほとんど不明のまま朝を迎えました。
私は東日本大震災の際、福島県いわき市の総合病院におりましたが、その際の経験もあり、即、往診に回っている患者さんのお宅に予定を早めて回り、同日夕には市内各所に避難所が開設されたとの情報が入り、緊急に不足の薬剤の補充や、具合の悪い方の対応に回り歩きました。
登別婦人センターに開設された避難所には、場所柄、遠方~海外からの旅行者の方がおられ、投薬が不足する方もおられたため、地元の病院に連絡を取り、投薬内容を確認の上補充するなどのこともありましたが、その他大きな混乱もなく、5名の方の処方をし、近隣の薬局との連携もスムーズにいきました。
幸い、登別市内に関しては、9月7日(金)中にはほぼ停電も解消されたため、市内各診療所や病院、薬局も完全に閉鎖することなく、避難所は順次縮小~終了へ向かったため、9月6~8日(土)の3日間のみの対応で事なきを得ました。
震源に近い厚真町などでは、土砂崩れのため、多数の方がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
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