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登別地区、少年野球チームの「野球肘検診」を行いました

 昨年度から始めた、少年野球チームの野球肘検診の第2回を、富岸小学校体育館で行いました。


 野球肘、の問題/対策は、年々広がりを見せていて、全国各所で検診が開かれるようになってきています。一つには、「野球」、それも、特に投手・捕手の投球過多が、少年の肘・肩にとってはかなり過酷な負担だ、ということが明らかになってきている背景があり、これは他のスポーツとはやや違った問題だ、ということです。高校野球でタイブレーク制が導入されることになったのも、こうした流れを受けてのことです。


 スポーツは、「過酷」な側面も併せ持つものではありますが、小中学生のうちから肘肩を壊してしまうと、そのまま成人にまで引き続いて、関節の変形や痛みが残り、スポーツどころか日常生活にまで影響を及ぼす場合もあります。楽しくスポーツを続けるために、検診を続けていければと思います。


 今年は、室蘭医師会の後援も頂くことができ、室蘭の神島整形外科、神島先生も、超音波検査検診を担当してくださいました。伊達聖ヶ丘病院からも、リハビリスタッフが見学・お手伝いに来てくれ、市立室蘭看護専門学院の学生さんもお手伝いに来てくれました。来年は、伊達~西胆振でも検診が広がっていきそうです。


 また、昨年同様、工学院から柔道整復師の冨永先生・吉野先生、登別市教育委員会から、野球大好きな田中さん、元三愛病院エースの長さん、も集まって下さり、超音波検診だけでなく、筋力などの測定や、ストレッチ運動の指導、ピッチングフォームについての講習、など、幅広いプログラムで開催できたと思います。


 皆さん、ご協力ありがとうございました。来年以降もよろしくお願いします!

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